多くのプラチナカードにおける定番の特典が、世界加盟90カ国以上、500以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付いていることです。しかもその多くが年会費399ドルのプレステージ会員資格(最上級)で、空港のVIPラウンジを無料使用することができます。それらも含めて、プラチナカードは、T&E(トラベル&エンタテインメント)サービスに強いカードとも言われています。国内外旅行損害保険については、その多くが家族特約も付いています。
コンシェルジュデスクサービスは、365日24時間体制の専用コールセンターがあり、どんなわがままにも対応してくれることで高い評価を受けています。例えば、プラチナカードの特典として、ホテルを予約した場合、自動的にアップグレート(ときにはスイート)されたり、予約が取りにくいレストランへの優先予約、飛行機チケットもエコノミーがビジネスに、ビジネスがファーストにアップグレードされるのですが、これら手続きもコンシェルジュにおまかせ。「家族に花を送りたい」「医者を探している」といった相談にも乗ってくれるといいます。
もちろんそれ以外にも数多くの特典があり、例えば、JCBの「JCB ザ・クラス」では、エグゼクティブ人間ドックサービスや世界の名医紹介サービスがあったり、セゾンカードの「《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」では、全国のコナミスポーツが利用料だけで使用できたり(年会費などは無料)、ゴールドカードとは較べものにならない優待サービスがそれぞれ用意されています。ここでもアメリカン・エキスプレスの「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」ならではの特典がいくつかあり、カード支払いの有無にかかわらず、購入した家電製品などが壊れた場合(使用年数に関係なく)、購入代金の半額以上を保障してくれるサービスまであります。まさにいたれり尽くせりです。
数多くのタイプが発行されているゴールドと較べると、さすがに「スーパーゴールド」と呼ばれているカードだけに、プラチナカードの種類は圧倒的に少ないのが特徴です。
原則としてカード会社からのインビテーション、つまりお誘いがあった優良会員のみが取得できる特別なグレードでしたが、自主申し込みプラチナカードの登場などによって、取得条件に変化が起きているともいわれています。
実質的な最上級カードだけに年会費はゴールドカードの2倍以上。ただしゴールドカード並みの年会費でハイクラスのサービスを提供しているプラチナカードもあります。
ゴールドカードの歴史に較べると、まだ生まれたばかりのプラチナカード。それだけに時代のニーズに合わせて、独自の進化をしているグレードかもしれません。